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運動後の疲労回復を早める裏技は『牛乳!?』

NHK総合テレビの「ためしてガッテン」で、『暑さに強くなり、運動後の疲労回復を早める裏技』というのが放送されました。
この裏技を発見したのは信州大学大学院医学系研究科の能勢宏教授。運動直後に牛乳を飲むと、血液中のアルブミンが増加して体温が上がりにくくなるというのです。

アルブミンには水分を引きつけるという働きがあり、血液中のアルブミンは体内の水を集めて血液量を増加させます。とくに暑いときには皮膚表面の血流量が増加します。血液量が多くなると、汗は血液中の水分が材料なので汗をかきやすく、体温が上がりにくくなるのです。

なぜ、牛乳を飲むとそうなるのか? 牛乳に含まれるタンパク質がポイント。牛乳のタンパク質は体内への吸収性が良く、しかも運動直後に手軽に飲めるというのがオススメの理由。ヨーグルトでもオーケーだそうです。

運動後の疲労回復にも牛乳が良いという報告がなされています。
名古屋大学総合保健体育科学センターの佐藤祐造先生らの研究では、
①水
②電解質を含んだ市販のスポーツ飲料  
③牛乳
のうち、どれが一番効果があるかを実験しました。

結果は・・・、
牛乳>スポーツ飲料>水 という順でした。

たんなる水は、血糖も上昇しないがインスリン上昇しない。つまり、疲労回復にはほとんど影響を与えません。

スポーツ飲料は、運動直後に多量に飲むと血糖が急上昇するので、糖尿病にかかっているひとやその傾向にある人の飲用には注意を要します。また、疲労物質とされる乳酸の低下も遅く、疲労回復効果は思ったほど高くありません。

これに対して牛乳は、乳酸の低下速度も比較的早くなりました。

ちなみに、アルブミンは血漿タンパクの約6割を占める血中で最も重要なタンパクの1つ。牛乳の場合、運動終了後の1時間以内に400ml~600ml飲む必要があるとのこと。

では、「筋肉の回復」に対してはどうでしょうか?

運動後30分~1時間以内は、体内での成長ホルモンの分泌がさかんになり、筋肉の合成が活発になります。この時間帯は、いわば「体づくりのゴールデンタイム」ともいわれ、十分なタンパク質を補給できれば筋肉の成長を促すことができます。

そうなると、筋肉の回復にも牛乳に含まれるタンパク質の効果が期待できるわけです。

ところが問題がないわけではありません。先ほどの研究結果でも、運動直後の牛乳は400~600ml飲む必要があります。この場合のタンパク量は13.2~19.8グラム。ところが、摂取カロリーは282kcal~423kcal(低脂肪牛乳では194kcal~291kcal)にもなってしまいます。

さらに、運動で多くのエネルギーを分解するときに不可欠なビタミンB群、あるいはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの摂取も重要です。これらの栄養素は運動時に激しく消耗するので、運動後に補給すると細胞の働きを早めに正常化させて疲労回復を早めることができます。もちろん筋肉の回復に対しても同様になります。

これらビタミンB群やミネラルの含有量やバランスについても、牛乳はそれほど優れているとはいえないのです。


牛乳の栄養グラフ.jpg


やはり運動後に対するタンパク質やビタミン・ミネラルの補給には、『サプリメント』を利用することが最も望ましいのです。

サプリタイムバニラの栄養グラフM1.jpg


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