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2007年08月24日

チャイナフリー

チャイナフリーとは「中国製を含まない」という意味ですね。アメリカでは、このラベルを付けた食品やサプリメントがバカ売れしているようです。

チャイナフリー

昨日、ヨーロッパに本社を置く、ニュートリション(nutrition ビタミン等の栄養素材)メーカーのT氏が来社しました。この会社は中国以外でビタミンを製造する、世界の中でほぼ唯一のメーカーと言っていいでしょう。それほど今、世界中に出回っているビタミンは中国産のものばっかりなんですね。もちろん日本国内においても同様です。

ですから、まずドラッグストアで販売されている価格の安いビタミンは間違いなく中国産といっていいですね。

実は、今から10年以上も前には、日本国内でも武田薬品をはじめ何社かがビタミンを製造していました。
ところが例のごとく、かなり安い中国産のビタミンが出はじめて、あっという間に世界の市場を席巻してしまいました。
国内でもファンケルやDHCをはじめ、ちょうど低価格化をうたった健康食品が伸びてきた時期でもあったので、当然、価格が高い日本製(あるいはヨーロッパ製)のビタミンは採用されなくなったわけです。

このため国内でのビタミン製造はどんどんと中止に追い込まれました。

何とビタミンCにいたっては現在、中国製が世界市場の約8割を占めている状況です。
最後に残った国内ビタミンCメーカーの武田薬品にしても2年前にニュートリション製造部門をヨーロッパのメーカーに売却してしまいました。ですから、かの「ハイシー1000」もヨーロッパ製を使っているんですね(さすがに中国製は使わなかったのか・・・)。

さて、ここに至って「チャイナフリー」の嵐が吹き荒れた。私はT氏にむかって
「大手をはじめ、今、健康食品会社は大変でしょうね」と言うと、
「ええ、(多くの会社が)わが社に殺到してきていますが、
お断りしている状況です。今まで取引のある会社さんを最優先していますので」。

何と現金なもんですね! “安売り安売り”でポリシーのない会社は長い目で見れば、結局は、こういうはめに陥る。

健康食品業界としても、もっとトレーサビリティ(traceability素材の段階から追跡可能になる等の状態:例えば、弊社の「サプリタイム」「はだのさぷり」のように)をはっきりさせなければいけないのが当然のことなんですけどね。

でも、安売りでやっていた会社にすれば、いまさら価格が2倍、3倍もするヨーロッパ製のものは使えないし、とてもトレーサビリティどころではないでしょう。

私の予感では、北京オリンピックが終わるころまでは、じっと我慢(無言)を決め込むんじゃないんですか。ほとぼりが冷めるまではね・・・。そうならないことを希望しますけどね。

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